YUKI COMMUNE MAGIC ISSUE

SHUNTARO TANIKAWA & YUKI

 

yuki_mmm_2013

 

「エロ可愛い」はYUKIとって褒め言葉だ。42歳にして今でも輝き続けるYUKI。YUKIが放つ世界観は「JUDY AND MARY」時代から変わらない普遍的な価値観と音楽に対する情熱で彩られているのだろう。また、40歳を過ぎた今でも「妖精のような可愛さ」と「エロ可愛さ」を併せ持った女性でいられるのは、彼女が持つ独特な人柄が影響しているに違いない。

そんな彼女と世界的な詩人「谷川俊太郎」氏との対談はどこかミスマッチのようにも思えたのだが、読み終えてみると二人には意外にも共通してる点があったことに気づかされた。

なかでも印象的だったのは女性が書く詩と、男性が書く詩についてのやり取りだった。YUKIが言うには「男性が書いた詩の方が好きだけど、女性が書く詩には自分も含め嫌悪感さえある」という。女性が書いた詩を女性が聞くと共感するのではなく否定するという話は、YUKI自身が詩の創り手であるが故にそう思うのかも知れない。

だが、谷川俊太郎氏が言うには「男性の中の女性性と、女性の中の男性性が一つのユニットになっていて互いに補い合っている。男と女でワンセット」これはまさに言い得て妙で「あゝなるほど」と思ってしまった。つまり「自分が自分が」「私が私が」というような自己主張を全面に強く出してしまう女性特有の「私」が中心に来る歌詞は、同じ女性には受け入れられないという現象が生じ、逆に男性が作った詩は「君がいて僕がいる」という傾向にあり、それは女性からも共感を得やすいのだと言う。

また、YUKIが大先輩といって慕っている矢野顕子さんも同じ感覚を持っていて「女性の歌詞はカバーしづらい」ということだった。結局この話のやり取りは、女性はリアリティ(現実性)を重んじ、男性は秩序(安心)を重んじるということで落ち着いた。

そう考えるとPerfumeの楽曲を作ってる人は男性で、それを女性3人が歌う。これは谷川俊太郎氏の言う「男性の中の女性性と女性の中の男性性」であり、お互い補い合いうまい具合に成り立っているのだ。だからこそ多くの女性からも支持を受けているのだろう。

 

広告

ザッとコメントするけぇ~

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中