YUKI 「カ・リ・ス・マ in the dark」

「カリスマはどこにも見当たらない・・・」

 

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YUKIの解説によれば「カ・リ・ス・マ in the dark」という曲は、カリスマと言われる当事者の孤独のつぶやきをイメージして作ったという。決してYUKI自身がカリスマと言っているわけではないとも・・・そして、この曲を聴くと何故か泣けてくるとも言っている。現にライブでもYUKIは泣いていた。

僕がライブで聴いて一番印象が変わったのはこの「カ・リ・ス・マ in the dark」だ。YUKIが言った「泣けてくる」という感情はなんとなく自分にも当てはまるし、歌詞の「詩人は墓の前で泣いた 透き通る身体をすり抜けて」が特に印象的で、どこか切なく感じる。

因みに作曲者はワンダーラインと同じ野間康介氏で、YUKIの他にも「fumika」や「でんぱ組.inc」も手がけている。ジャンルを問わず活動されているミュージシャンだ。

スカジャズの軽快なリズムと、どことなく切ない歌詞が生むギャップがこの曲の魅力であると、ライブで聴いて気が付いた。ライブで初めて気付く事ってたくさんある。特にサビの部分でYUKIの伸びのある声が心地よく一緒に歌ってしまう。そんなファンは他にもきっといるだろう。

そして、やっぱり歌詞といい曲のタイトルといい、その発想全てがすごいしYUKIが醸しだすオーラはまさに「カリスマ」そのものだ。彼女が今まで培ってきたもの、その全てが今回のオリジナル・アルバム「FLY」には詰まっている。「カ・リ・ス・マ in the dark」もそんな曲で会心の一曲だ。

 

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