YUKI New Album 『FLY』 レビュー

エニィタイムダンス!

 

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今回のNew Album 『FLY』で、YUKIが仕掛けたキーワードは「エニィタイムダンス!」。「いつでも踊れる曲」「聴いただけで踊ってしまう曲」そんな意味が込められているのだろう。とにかく自由奔放で乗りが軽快でありながら、かなりアクティブなアルバムに仕上がった印象を受る。それと『FLY』は、これまで以上にYUKIの歌声がリスナーの心に響く曲が多いように思う。

出来たものを一口で批評するのは簡単だが、今回のアルバムが完成するまでに試行錯誤を重ね、当初2~3枚になるくらいのボリュームを1枚にまとめ、さらに完成間近に数曲を付け足したというアルバム「FLY」。YUKIが伝えようとする“声”をリスナーとしてではなく、“YUKIファン”として聴いてみた。

  

☆ ☆ ☆

   

01. 誰でもロンリー
シングルカットされた「誰でもロンリー」。アルバム「FLY」のリード曲で、とにかく歌詞がYUKIらしいというか、YUKIの世界観が伝わってくる曲になっている。特に「上手く淹れられないよ 濃いめのコーヒー」というフレーズが気になるリスナーも多いはず。それと、所々韻を踏んだ歌詞は“作詞家YUKI”の才能が垣間見える。

02. Jodi Wideman
ダンスチューンの「誰でもロンリー」と同じく、この曲もこれまでYUKIには無かったオートチューンをきかせた四つ打ちのエレクトロ・ダンス&テクノ風味な曲となっている。ライブでは雰囲気を一変させるくらいの曲だ。個人的にはPerfumeファンということもあって、アルバム中では最もお気に入りの曲でもある。

03. はみだせ ラインダンスから
YUKIのハナモゲラ語から誕生した「はみだせ ラインダンスから」。この曲もよく聴くと隠れエレクトロ・ポップな曲となっている。特徴的なのは「はみだせ ラインダンスから~」のフレーズが頭に残り自然とリピートしてしまう。これもYUKIが仕掛けた「エニィタイムダンス!」なのだろう。

04. 波乗り500マイル(feat. KAKATO)
最初にYUKI web RADIOで聴いたとき、一瞬にして心を掴まれた。ひょっとしたら以前からこの手の曲をやりたかったのでは?と思えるほどYUKIの歌声とコラボの「KAKATO」とが、よくマッチしている。これこそYUKIが狙ってる「エニィタイムダンス!」だ。この曲で乗れなかったら、もやはYUKIファンとは言えない。そんな一曲だ。

05. 君はスーパーラジカル
この曲も個人的には大好きな一曲だ。ツアーでは中盤辺りにセットしてくる可能性が大きい。ソロデビュー当時の曲と絡めても違和感は無いだろう。それと曲全体の感想として、ドライブしながら聴くには最高の曲だ。これから紅葉シーズンを向かえての作詞・作曲ではないだろうが、晴れた日にドライブするのが楽しくなる。これこそ「エニィタイムダンス!」に相応しい曲だ。

06. It’s like heaven
大人のムードが漂うR&B風な曲調が、70年代にヒットしたポップな洋楽という印象を受ける「It’s like heaven」。「君はスーパーラジカル」と同じく“ベイビー”というフレーズが入っている。YUKIがよく使う「サンキューベイビー!」を曲にしたら、きっとこんな曲になるのだろうと思える曲だ。

07. 真夜中の恋人
曲の長さが1分22秒というアルバムで一番短い曲「真夜中の恋人 」。シングルのカップリングで使われそうな曲ではあるが、アルバム全体で聴くとここから曲調が変わってくる。この曲も、「誰でもロンリー」と同じく韻を踏んでいる曲だ。YUKIの遊び心が伝わってくる。

08. ポートレイト
軽快なリズムで流れる歌詞は、言ってしまえば現実離れした歌に聴こえるかも知れないし、単に言葉あそびのようにも聴こえるかも知れない。しかし、YUKIの歌には“生々しさが無い”という点において、聴きやすいし最大の魅力なんだと、この「ポートレイト」は語っているように思えた。

09. スリーエンジェルス
最初聴いたとき、コミカルなゲーム音が箸休め的な曲に聴こえたが、「スリーエンジェルス」には、「Judaにもなれない女子高生」が主人公のストーリー性があり、ゲーム音はYUKIいわく、「画面が変わっても主人公の女の子は同じ場所から動けないイメージ」があるという。あと個人的には「声帯炎」と「大団円」と「口内炎」が韻を踏んでいて面白いと思った。

10. 眼鏡を外して
音楽ナタリーのインタビュー「YUKI“今の自分を”追求したダンスアルバム」で、前作のオリジナルアルバム「megaphonic」制作の時にはあったという「眼鏡を外して」。マイナー調の曲は「megaphonic」に合わないという理由から外された経緯があったらしいのだが、今回「スリーエンジェルス」の流れで晴れて陽の目をみた形だ。確かにこれまで、YUKIの楽曲にメロウな曲はありそうでなかったような気がする。

11. 口笛
歌詞カードにもクレジットされているが、この曲では多くのアーティストが参加している。口笛は東京スカパラダイスオーケストラの沖祐市(Keyboards)氏と、NARGO(Trumpet)氏が参加。

12. わたしの願い事
2012年9月1日に公開された映画「ひみつのアッコちゃん」の主題歌となった曲だ。2年前のシングルが今回のアルバムに入ったのは以外だったが違和感がない。「わたしの願い事」をライブで聴いたのは「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2012」のときだ。ジャケットと同じ頭に大きな羽根飾り付けて登場したYUKIを鮮明に覚えている。今ツアーでも披露してもらいたい。

13. STARMANN
この曲も6年ぶりとなったドラマ(関西テレビ・フジテレビ系放送「スターマン・この星の恋」)の主題歌として、YUKIの記念すべき11年目となった昨年にリリースされたシングル曲だ。当然ながらこの曲も未だにライブでは披露されていない。今ツアーで初披露される可能性は高いと見ている。

14. 坂道のメロディ -version FLY-
「坂道のメロディ」も2年前にYUKIのソロ活動10周年を記念してリリースされたシングルで、フジテレビアニメノイタミナ「坂道のアポロン」の主題歌となった。ストーリーも音楽をテーマにした内容で曲と合っていた。シングル曲をアルバムバージョンとして再収録されたという意味での-version FLY-だと思うが、印象としては低音域が強調されている。

15. カ・リ・ス・マ in the dark
最初に聴いたときスカジャズに聴こえた。それもそのはず、「音楽ナタリー」のインタビューで「口笛 」と同じく東京スカパラダイスオーケストラが収録に参加しているという。YUKIがやりたかった曲がこうしてやれてしまうのはYUKIの人脈の多さを物語っているように思う。

16. fly
アルバムのタイトル曲になっている「fly」。公演でこの曲を聴くのはきっと後半だろう、もしかしたらいちばん最後かもしれない。いずれにしても必ず演る曲だ。ライブではじっくり聴いてみたい一曲でもある。

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Perfume全米デビュー

EDM老舗レーベルAstralwerksから全米デビュー!

 

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今回のワールドツアーは全米デビューに向けた布石であることは言うまでもないが、9日の早朝に「EDM老舗レーベルAstralwerksから全米デビュー!」のニュースが飛び込んできたのは正直驚いた。なぜならEDMに特化したレーベルからの全米デビューは盤石の体制で挑むということであり、かなりの本気度がうかがえるからだ。

このEDMとはElectronic Dance Musicの略で、広義的にはテクノからエレクトロニックな四つ打ちのダンスミュージックのことを指す。米国にはこの専門レーベルがあるのだ。

米国というとヒップホップをイメージするが、近年米国でもEDMが人気を博しており、EDMのアーティストを集めたイベント「Electric Daisy Carnival」(エレクトリック・デイジー・カーニバル)では、3日間で約35万人を動員する世界最大の野外フェスもある。

そして今回、全米向けにボーナストラックとしてベルギー出身の兄弟デュオ「ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイク」が手掛けた「Spending all my time」も注目だろう。

余談だがベルギーと言うと、毎年開催されるEDM専門の野外フェスティバル「Tomorrowland」が世界的に有名だ。こちらも6日間で約40万人を動員する巨大野外フェスがある。しかもチケット入手困難な世界の音楽フェスティバルTop 10入りするほどの超人気の音楽イベントなのだ。

そんなベルギー出身の兄弟デュオが今回、Perfumeの楽曲を手掛けた事は非常に興味深いものがあるし、またリスナーの反応も気になるところでもある。

いずれPerfumeもこの手のレイブフェスに出る可能性もあるだろう。また、世界的に人気のあるジャンルだけに今回の全米デビューで、“世界のPerfume”として成功する日もそう遠くはないと思う。

  

☆ ☆ ☆

 

※Dimitri Vegas & Like Mike
ベルギー人の兄弟からなるエレクトロニックDJデュオで、2013年DJ Magazineが選ぶトップ100 DJランキングで6位にランクイン。現在、注目されているトップDJグループ。彼らが日本人アーティストのリミックスを手掛けるのは今回が初めてのこと。

「Perfume、EDM老舗レーベルAstralwerksから全米デビュー」

YUKI New Album 「FLY」

YUKI史上稀にみる最高のアルバム

 

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今月11日にYUKIのニューアルバム「FLY」の発売日と収録曲、そしてジャケットが公開された。特にYUKIがバイクにまたがったジャケットのアートワークが話題となっている。

オリジナルアルバムは2011年8月にリリースされた「megaphonic」以来実に3年ぶり、収録曲は全16曲でうち12曲が新譜となっている。メインはアルバムのタイトル曲にもなっている「FLY」だろう。

面白いのは話題のジャケットだ。これまでのYUKIのイメージから一転してかなり“ワイルド感”が強調されている。彼女がまたがっているバイクはおそらくハーレーダビッドソンで、あまり詳しくはないが完全生産限定盤のバイクはAMF傘下時代(1970年代)のハーレーだろう。よほどのハーレー好きでないとチョイスしないモデルだ。

ついでに言うと、このバイクの最大の特徴は大排気量のV型エンジンがもたらす独特な排気サウンドにある。そして最も“アメリカン”を代表とする工芸品と言ってもいいバイクだ。YUKIの衣装もなんとなくアメリカンな感じがするのもそのせいなのかも知れない。

前作のアルバム「megaphonic」は“最高の音”という意味で、大きなコンサート会場で最高の音を鳴らすという意味も込められていた。今作のアルバム「Fly」は果たしてどんな意味が込められているのか・・・。

ま、時期尚早な考えかも知れないがジャケットのイメージからすると、YUKI史上稀にみる最高の一枚になったと確信している。

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YUKI web RADIO
「誰でもロンリー」Release Special 【ストリーミング配信日時】8/19(火)0:00 ~ 8/25(月)23:59まで
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/YUKI/webradio/index.html

アルバム「FLY」収録曲

01. 誰でもロンリー
02. Jodi Wideman
03. はみだせ ラインダンスから
04. 波乗り500マイル(feat. KAKATO)
05. 君はスーパーラジカル
06. It’s like heaven
07. 真夜中の恋人
08. ポートレイト
09. スリーエンジェルス
10. 眼鏡を外して
11. 口笛
12. わたしの願い事
13. STARMANN
14. 坂道のメロディ -version FLY-
15. カ・リ・ス・マ in the dark
16. fly

アルバム「FLY」

初回生産限定盤:ESCL4277-78 ¥3,800+税
CD+DVD(「STARMANN」「誰でもロンリー」MV収録)※豪華LPサイズジャケット仕様

通常盤:ESCL4279 ¥3,000+税

アナログ盤:ESLJ3083-84 ¥3,500+税

YUKI New Single 「誰でもロンリー」先行配信

ロンリーなリリース

 

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8月6日本日からニューシングル「誰でもロンリー」が先行配信としてiTunesなどでダウンロードが解禁された。

前作のSTARMANNはフジテレビ系ドラマ「スターマン・この星の恋」の主題歌として、その前のシングル「わたしの願い事」と「プレイボール/坂道のメロディ」は、映画とアニメの主題歌としてリリースされたが、今作の「誰でもロンリー」はHello!以来タイアップなしの単独リリースとなり、まさにタイトルに通り“ロンリー”なリリースとなったわけだが、一聴してみた感想はYUKIの引出しが増えた、あるいは新たな引出しが引き出されたという感じだろうか。

月並みな表現ではあるがピアノの旋律に乗って、YUKI独特のガーリーボイスが特徴的なポップでキャッチーな曲といった感じだ。エレクトロやエレクトロ・ハウスとまではいかないが、これまでなかった曲調が「ギリギリのダンスチューン!」というフレコミ通りの仕上がりになった感じがする。

今月20日の本リリースには、この他にリミックス曲として「Seiho」と「やけのはら」バージョンが加わる。こちらも楽しみだ。

 

☆ ☆ ☆

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完全生産限定盤(CD)※豪華LPサイズジャケット仕様 ESCL4238 ¥1,500+税 

M1.誰でもロンリー
M2.誰でもロンリー -Seiho remix-
M3.誰でもロンリー -やけのはら remix-

通常盤(CD) ESCL4239 ¥1,000+税
M1.誰でもロンリー
M2.誰でもロンリー -Seiho remix-
M3.誰でもロンリー -やけのはら remix-

完全生産限定盤(アナログLP)9月3日リリースESJL3082 ¥1,500+税
M1.誰でもロンリー
M2.誰でもロンリー -Seiho remix-
M3.誰でもロンリー -やけのはら remix-

YUKI New Single Release

やけのはら・・Seiho・・

 

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YUKIオフィシャルサイトからこの夏にリリースされるニューシングルの詳細が発表された。今作は完全生産限定盤(CD)と通常盤(CD)と完全生産限定盤(アナログLP)の計3種類のパッケージで発売される。そして一昨年リリースされたシングル「わたしの願い事」のときと同様にツーバージョンのリミックス曲が加わってのリリースとなることが分かった。

このリミックス曲は「Seiho」と「やけのはら」というアーティストが手がけたらしいのだが、僕はこのアーティストを聞いたことがないのでなんとも言えないが、ネット検索したら「りんご音楽祭」に出演するアーティストに載っていた。

しかも、この2組の楽曲とMV(Official Music Video)はかなりクオリティーは高い。正直YUKIが起用するのもうなずけるレベルだ。これも僕の想像だがリミックス曲はヒップホップダンス系とテクノダンス系になるのではないかと思っている。個人的には“ヤスタカ・リミックス”にして思いっきり「きゃりーぱみゅぱみゅ風」だったら受けたのだが・・・。まあ、個人的な事は置いといてとにかく先行配信の来月6日を待ちたいと思う。以下アーティスト紹介。

 

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やけのはら:

DJ、ラッパー、トラックメイカー。
『FUJI ROCK FESTIVAL』、『METAMORPHOSE』、『KAIKOO』、『RAW LIFE』、『SENSE OF WONDER』、『ボロフェスタ』などの数々のイベントや、日本中の多数のパーティーに出演。
年間100本以上の多種多様なパーティでフロアを沸かせ、多数のミックスCDを発表している。
またラッパーとしては、アルファベッツのメンバーとして2003年にアルバム「なれのはてな」を発表したのをはじめ、曽我部恵一主宰レーベルROSE RECORDSのコンピレーションにも個人名義のラップ曲を提供。
マンガ「ピューと吹く!ジャガー」ドラマCDの音楽制作、テレビ番組の楽曲制作、中村一義、メレンゲ、イルリメ、サイプレス上野とロベルト吉野などのリミックス、多数のダンスミュージック・コンピへの曲提供など、トラックメイカーとしての活動も活発に行なっている。

CITY LIGHTS” (Official Music Video)

 

Seiho:

アシッドジャズが鳴りまくっていた大阪の寿司屋の息子にして、Sonar Sound Tokyoに国内アーティストとしては初の2年連続出演(2012/2013年)、2013年、中田ヤスタカらと並びMTV注目のプロデューサー7人に選出、その後、 Mount Kimbie、2 Many DJ’s、Capital Cities、Disclosure、Flying Lotusらのツアー・オープニング及び共演を経て、 多くのプロデュース・ワークや同郷Avec Avecとのポップ・デュオSugar’s Campaignでも話題の ビートメイカー兼DJ兼映像クリエイター。自身が主催するレーベルDay Tripper Recordsより1stアルバム『Mercury』(2011)、2ndアルバム『Abstraktsex』(2013)をリリース。2014年2月にはブルックリン拠点Obey City(LuckyMe)とのスプリットEP『Shochu Sounds』をPerfect Touchよりリリースしている。

Seiho – I Feel Rave (Official Video)

 

リリース情報 ニューシングル『誰でもロンリー』8月20日(水)発売

完全生産限定盤(CD)※豪華LPサイズジャケット仕様 ESCL4238 ¥1,500+税
M1.誰でもロンリー
M2.誰でもロンリー -Seiho remix-
M3.誰でもロンリー -やけのはら remix-

通常盤(CD)ESCL4239 ¥1,000+税
M1.誰でもロンリー
M2.誰でもロンリー -Seiho remix-
M3.誰でもロンリー -やけのはら remix-

完全生産限定盤(アナログLP) 9月3日(水)発売 ESJL3082 ¥1,500+税
M1.誰でもロンリー
M2.誰でもロンリー -Seiho remix-
M3.誰でもロンリー -やけのはら remix-

 

Perfume New Single 「Cling Cling」

コントロール抜群のピッチャーだね

 

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チェンジアップもあればスライダーもある。かと思えば豪速球なストレートもある。四隅のコーナーにしっかり投げ分ける技巧派ピッチャーのように、Perfumeの器用さが際立った印象を受ける今回のニューシングル「Cling Cling」。だが狙い目のど真ん中には決して投げてこない。そんな駆け引きさえも感じさせる内容だが、4本全てがストライクゾーンで結果オーライなシングルでもある。

2005年9月にメジャーデビュー作となった「リニアモーターガール」をリリースしてから数えて20作品目にあたる今作の「Cling Cling」。タイアップ付きの2曲とPanasonicとの共同制作で4Kミュージックビデオが話題となった「DISPLAY」。話題性には事欠かない今のPerfumeを象徴するかのような盛りだくさんな一枚となっている。

アルバム「JPN」からややテクノ感が後退し、最近ではより女性らしく、より“生のボーカル”を強調しているようにも感じられる。これはPerfumeが表現者という芸術的な側面で見た場合。歌とダンスは美を追求する上で必要不可欠であり、また表現力を高めていくことは表現者として必須である。つまり、メジャーデビュー後は純粋に“テクノポップ”という枠の中で活路を見いだしてきたが、現在ではテクノポップという枠から脱しPerfumeの音楽がひとつのジャンルにまで昇華し独自の表現方法にまで発展したと言える。

その証拠に“テクノポップユニット”という言葉自体がPerfumeには当てはまらなくなり、今ではすっかり聞かなくなった。というより“テクノポップユニット”という言葉そのものが既に消えつつあるようにも思える。
だが、Perfumeは一体何処へ向かって突き進んで行くのか?その答えは彼女たちが繰りだす歌とダンスにあるのだと思う。

 

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Perfume 「Cling Cling」

 

Perfume 「リニアモーターガール」

 

 

2014.7.16 (Wed) Release!!Perfume 20th SINGLE“Cling Cling”
完全生産限定盤(CD+DVD) UPCP-9007¥2,430(tax in)「おっきいハコの中仕様」
初回盤(CD+DVD) UPCP-9008¥1,950(tax in)

 

 

Perfume「Cling Cling」

リリースまであと2週間

 

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1日にショートバージョンの動画が解禁された。今回で20作品目になる記念すべきニューシングル「Cling Cling」そのジャケット写真にもなっているタイトル曲「Cling Cling」を聴いて直ぐに「きゃりーぱみゅぱみゅ」を思い出した。これは誰しも思うだろう!というくらいはっきりと「きゃりーぱみゅぱみゅ」だった。

だが間違いなくテクノだ。オートチューンは以前より弱めながらもはっきりと「きゃりーぱみゅぱみゅ」との住み分けをしている。そして、ドラスティックな「DISPLAY」から一変、刺激的でエキゾチックな衣装に身を包み無国籍風なキレのあるダンスで一つの物語を演出しているようにも見える。

まだ、ほんの一部だけしか公開されていないがライブとなれば重低音とともに“化ける”のがPerfumeの楽曲の魅力でもある。どんなにCDで乗らなくても、ライブともなれば一変するのだ。それがPerfumeの魅力でもある。

 

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【完全生産限定盤】(CD+DVD) UPCP-9007 ¥2,430 (税込)

「おっきいハコの中仕様」
豪華3Dフォトジャケット・BOX仕様
豪華フォトブックレット付

【初回盤】(CD+DVD) UPCP-9008 ¥1,950 (税込)
二方背スリーブケース付

【収録内容】
[CD]
1. Cling Cling ※エーザイ「チョコラBBシリーズ」CMソング
2. Hold Your Hand ※NHKドラマ10「サイレント・プア」主題歌
3. DISPLAY
4. いじわるなハロー
5. Cling Cling – Original Instrumental –
6. Hold Your Hand – Original Instrumental –
7. DISPLAY – Original Instrumental –
8. いじわるなハロー – Original Instrumental –

[DVD]
Cling Cling -Video Clip-
Cling Cling -Teaser-
DISPLAY (Short Ver.) -Video Clip-
「Perfume FES!! 2014」3/15〜4/11ダイジェスト
西脇家メモリアル「スパイス」「SHINING☆STAR」

 

Fly me to the moon

「私を月に連れてって」

 

YUKI concert tour“Flyin’ High”’14~’15

 

ジャズの定番曲「Fly me to the moon」・・・オリジナルは1954年作詞・作曲家のバート・ハワード氏によって作られた曲で元々3拍子のワルツだったという。これをイタリア系の家系に生まれたフランク・シナトラがカバーし大ヒットとなった。フランク・シナトラといえば“公然の秘密”と言われるほどイタリア系マフィアとの深い繋がりがあったとされるシンガーだ。映画「ゴッド・ファーザー」にもネタにされるくらい有名な話ではあるが長年タブーでもあった。話は多少ズレたがとにかく僕は「Fly me to the moon」と聞くと、真っ先にフランク・シナトラが歌ったこの曲を思い出す。

YUKIが今回のアルバムタイトル『Fly』という単語にした理由をここに書くのは控えたいと思う。アルバム購入を考えてる人は是非、YUKI Diaryに掲載されているので一読して頂きたい。だが決してニューヨークのイタリア系とは一切関係は無い念の為・・・。

『Fly』のイメージは一体どんなものだろう。ただ漠然とだが2009年11月にリリースされたシングル曲「COSMIC BOX」を連想してしまう。

シンプルに“高く”“遠くへ”をコンセプトに順調に創りあげてるアルバム『Fly』は、YUKIの渾身の歌声がより高く遠くへ導いてくれるに違いない。しかし、それは期待と言うよりむしろYUKIそのものであり、YUKIが伝えようとしてくれる一音一音に集中し感じ取る次元のものだと思う。

 

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フライミートゥーザムーン
Fly Me to the Moon
バート・ハワード(Bart Howard)

 

Come Fly with Me
カム・フライ・ウィズ・ミー
フランク・シナトラ(Frank Sinatra/1915-1998)

 

『YUKI concert tour Flyin High’14~’15』

2014年
10月12日(日)埼玉 戸田市文化会館
10月13日(月・祝)埼玉 戸田市文化会館
10月21日(火)兵庫 神戸国際会館 こくさいホール
10月22日(水)兵庫 神戸国際会館 こくさいホール
11月02日(日)高知 高知県立県民文化ホール オレンジホール
11月03日(月・祝)香川 アルファあなぶきホール 大ホール
11月08日(土)新潟 新潟県民会館
11月09日(日)新潟 新潟県民会館
11月15日(土)広島 広島文化学園HBGホール
11月16日(日)広島 広島文化学園HBGホール
11月22日(土)宮城 仙台サンプラザホール
11月23日(日)宮城 仙台サンプラザホール
12月02日(火)埼玉 大宮ソニックシティ 大ホール
12月03日(水)埼玉 大宮ソニックシティ 大ホール
12月08日(月)神奈川 神奈川県民ホール 大ホール
12月09日(火)神奈川 神奈川県民ホール 大ホール
12月15日(月)大阪 フェスティバルホール(大阪)
12月16日(火)大阪 フェスティバルホール(大阪)
12月20日(土)北海道 ニトリ文化ホール
12月21日(日)北海道 ニトリ文化ホール

2015年
01月10日(土)福岡 福岡サンパレス
01月11日(日)福岡 福岡サンパレス
01月16日(金)愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
01月17日(土)愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
01月21日(水)東京 NHKホール
01月22日(木)東京 NHKホール

YUKI New Single 「誰でもロンリー」

『FLY』をリードするギリギリのダンスチューンに注目!

 

YUKI 誰でもロンリー

 

今年の夏YUKIサウンドが新たに届けられる事になった。前作「STARMANN」から丸一年。そしてソロデビュー作「the end of shite」から数えて27作品目になる今回の最新シングル「誰でもロンリー」ポップでキャッチーな楽曲に仕上がった感がする。

アルバム直前にシングルカットを出す事はよくあるが、今作のニューシングルは「四つ打ちのダンスチューン」というフレコミが気になるところ。

宣材のアーティスト写真を見ても、今までのYUKI路線とは一味も二味も違った風味が感じられる。イマドキのポップな可愛さと女子力に磨きをかけたYUKIに注目だ。

この“ダンスチューン”という括りは今を代表する潮流のひとつではあるが、実際にYUKI自身がダンスを披露するかは不透明だ。PV作品でYUKIのダンスが見れることを期待したいと思う。

いずれにしても今年の夏から秋そして来年の冬へと活動ペースが上がり、荒馬の如く疾走するYUKIが見られることは間違いないだろう。

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『誰でもロンリー(完全生産限定盤)1,620円税込』
『誰でもロンリー(通常盤)1,080円税込』