YUKI at 岩手県民会館

YUKI史上初の“盛岡”

 

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JUDY AND MARY時代も含め、YUKI史上初上陸となった盛岡公演。「盛岡ってジュディマリ時代からそうなんだけど、初めて来ました。初上陸です。やっと会えたよー!」と、最初のMCでは感極まって涙ぐむシーンも見られたが、満場となった観客席からは温かい拍手と大歓声が巻き起こり、「こんなに来てくれるなんて思っていなかったからすごく嬉しいです!」と感謝の気持を述べると、再び会場から温かい声援が飛び交った。

そして「めんこい!」というお客さんからの声に敏感に反応するYUKI。「そうか!盛岡でもめんこいっていうんだね!北海道でも同じめんこいなんだけどーわたし、そんな言葉にすぐに反応しちゃうから・・・」と満面の笑み見せながら冗談半分に言うと会場をどっと笑わせた。

盛岡のオーディエンスは18公演目ということもあって、初めてとは思えないぐらい一曲目から熱狂的だった。そんな会場にYUKIも負けじと、いつも以上にステージパフォーマンスを繰り広げていたのが印象的だった。

「わたし、今たくさん曲を書いていて・・・」ライブ後半では新曲を書いていることを告白。会場からは驚きと期待の入り混じった歓声があがり、すかさず東京メトロのCMソング「となりのメトロ」を披露。

このカントリーロックの曲はYUKIが東京メトロのために書き下ろした曲で、「変わりゆく町並みを見て嘆くか、楽しむかは自分次第」と歌詞の意味について語ってきたYUKI。

歌の終わりには手に持っていたタンバリンを上に投げてキャッチ。そして、ステージ袖にいたスタッフに投げてそれも見事にキャッチすると、歌唱以外にも魅せるYUKIに会場は大興奮。

圧巻は「次の曲ではギターを持ってきました!」と言うと、岩手県久慈市をモデルにした「あまちゃん(朝ドラ)」のテーマ曲をロック調にバンド演奏。「あまちゃんのハチマキして出てこようと思ったけど・・」と自らノリノリだった事も告白。会場からは笑いとともに大歓声が起こり「じぇじぇじぇー!だいぶ昔ですけど・・・」と“やりきった感”のパフォーマンスはこの日一番熱いシーンとなった。

続けてバスドラムの4つ打ちリズムに乗って「鳴いてる怪獣」を披露。タテノリで会場は熱気に包まれた。

そして、最後の曲は「Oh Oh Oh Oh Oh…」と、前回のツアーから定番となったラストソングに会場が一体となって熱唱すると、2番めのサビで金テープが舞い客席が一気に華やかになった。

ラストは恒例の肉声で会場を埋め尽くしたファンに感謝の気持を伝えると、投げキッスをしながらステージを後にした。

 

☆ ☆ ☆

 

『YUKI concert tour“Dope Out”’15』schedule
3月07日(土) 神奈川 厚木市文化会館
3月08日(日) 神奈川 厚木市文化会館
3月20日(金) 東京 中野サンプラザ
3月21日(土) 東京 中野サンプラザ
3月29日(日) 奈良 なら100年会館 大ホール
3月30日(月) 滋賀 びわ湖ホール 大ホール
4月11日(土) 東京 オリンパスホール八王子
4月12日(日) 東京 オリンパスホール八王子
4月18日(土) 千葉 千葉県文化会館
4月19日(日) 千葉 千葉県文化会館
4月24日(金) 山口 周南市文化会館
4月26日(日) 岡山 倉敷市民会館
5月16日(土) 石川 本多の森ホール
5月17日(日) 福井 福井フェニックスプラザ
5月23日(土) 岐阜 長良川国際会議場
5月24日(日) 静岡 静岡市民文化会館 大ホール
6月06日(土) 青森 リンクステーションホール青森
6月07日(日) 岩手 岩手県民会館
6月13日(土) 宮崎 宮崎市民文化ホール
6月14日(日) 鹿児島 鹿児島市民文化ホール 第一ホール
6月27日(土) 東京 東京国際フォーラム ホールA
6月28日(日) 東京 東京国際フォーラム ホールA
7月04日(土) 沖縄 沖縄コンベンション劇場
7月05日(日) 沖縄 沖縄コンベンション劇場

 

YUKI at 厚木市文化会館

“Fly”からさらに深化した“Dope”

 

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「YUKIconcert tour“Flyin’ High”’14~’15」が終って約1ヶ月間のインターバルを置き、今月から新たに全国ツアー(全24公演)「YUKI concert tour“Dope Out”’15」がスタートした。

前回の“Flyin’ High”ではアルバムを忠実に再現したライブだったが―“Dope Out”ではそれをさらに深化させて、昔の曲とアルバム「FLY」との融合が、さらに進んだかたちとなっている。

そして、舞台デザインは“Flyin’ High”ときのような大がかかりなセットではなく、一見するとシンプルだが斬新なアイディアが盛り込まれたトリックアートのようなデザインで、YUKIが曲の終わりに穴の中へ落ちたり、あるいは壁の中へ吸い込まれるように消えたりと“Flyin’ High”のときとは異なった工夫が凝らされていた。

当然、曲にもアレンジが加わり“Flyin’ High”とはまた違った印象を持った曲が数曲あった。

そして、一番“Flyin’ High”のときと大きく異なるのが観客のリアクションだろう。“Flyin’ High”では様子を見ながらの観戦だったが、今回は初っ端から大盛り上がりだった。必死に盛り上げようとする熱気と一体感が半端なく、会場の空気感がより濃厚になったように感じる。

まだ始まったばかりの「YUKI concert tour“Dope Out”’15」だが残りあと22公演。秋にはアリーナツアーも控えていることから、これから先何があるか分からない。ひょっとしたらツアー後半には新曲の発表があることも十分に考えられるし、ツアーの前半と後半では観客の反応も変わってくるだろう。

焦らずじっくりツアーを楽しんでいきたい。

 

☆ ☆ ☆

 

『YUKI concert tour“Dope Out”’15』schedule
3月07日(土) 神奈川 厚木市文化会館
3月08日(日) 神奈川 厚木市文化会館
3月20日(金) 東京 中野サンプラザ
3月21日(土) 東京 中野サンプラザ
3月29日(日) 奈良 なら100年会館 大ホール
3月30日(月) 滋賀 びわ湖ホール 大ホール
4月11日(土) 東京 オリンパスホール八王子
4月12日(日) 東京 オリンパスホール八王子
4月18日(土) 千葉 千葉県文化会館
4月19日(日) 千葉 千葉県文化会館
4月24日(金) 山口 周南市文化会館
4月26日(日) 岡山 倉敷市民会館
5月16日(土) 石川 本多の森ホール
5月17日(日) 福井 福井フェニックスプラザ
5月23日(土) 岐阜 長良川国際会議場
5月24日(日) 静岡 静岡市民文化会館 大ホール
6月06日(土) 青森 リンクステーションホール青森
6月07日(日) 岩手 岩手県民会館
6月13日(土) 宮崎 宮崎市民文化ホール
6月14日(日) 鹿児島 鹿児島市民文化ホール 第一ホール
6月27日(土) 東京 東京国際フォーラム ホールA
6月28日(日) 東京 東京国際フォーラム ホールA
7月04日(土) 沖縄 沖縄コンベンション劇場
7月05日(日) 沖縄 沖縄コンベンション劇場

「YUKI concert tour“Flyin’ High”’14~’15」から読み解くもの

YUKIは「真のロックンロール!」

 

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思い返せばニュー・アルバム「FLY」が出た当初賛否両論が起きた。「もっとロックな方が良かった」、「JAM時代のようなロックを期待していた」、あるいは「ポップ過ぎる」、しまいには「微妙・・・」等々、それらは「たまたま自分の好みに合わなかった」という取ってつけたような主張に過ぎない。

ファンと単なるリスナーとの違いは何か?はっきりとした定義があるわけではないが、二次的思考ができるかできないかであろう。

二次的思考というのは、表面上だけで物事を捉えるのではなく、ありとあらゆる情報から方程式を組み立て答えを導き出すというものだ。一方、一次的思考は底が浅く単純な考えで安易に答えを出す傾向にある。

例えば、「この曲は好きじゃないから聴かない」は一次的思考で、「なぜ今この曲なのか?この曲で何を表現したいのか?この曲のジャンルはあまり聴かないけど、ライブで聴いたら違った印象があるかも知れないし、違った世界があるのかも知れない」というのが二次的思考である。

YUKIは「歌」と「踊り」、この至極当然でシンプルな取り合わせを「FLY」に詰め込んだ。ライブでは「観客」という不確定要素が交わることで様々な化学反応が起こる。

そして、「エニィタイムダンス!」というキーワードを使い観客を乗せる。それこそYUKIが生きる道であり、進むべき道なのだ。ジャンルという音楽構造の中だけで生きるのではない、そもそもYUKIという存在自体に意義があるのだ。

彼女の歌う曲はポップスだが、髪を振り乱し顔をくしゃくしゃにして歌う姿はロックンロールそのものだ。YUKIの場合、楽曲だけでジャンルを語る事はできないし語ってはいけない。彼女は真のロックンロールであり本物のロックシンガーなのだから・・・。

 

YUKI at 札幌ニトリ文化ホール

北海道で一番めんこいYUKI!

 

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10月12日の戸田市文化会館を皮切りに全国13都市26公演を巡る『YUKI concert tour’14~’15』は、仙台公演が延期になるというハプニングがあったものの、公演そのものは予想を遥かに超え、どの会場も大いに盛り上がった。

そして今月20日、今年最後の公演の地となった札幌「ニトリ文化ホール」初日。札幌は地元ということもあって長めのMCで盛り上がり、さらにアンコールではアレンジが加わって時間も約2時間半と、これまでの公演より長くなっていた。

「札幌は2年振りなんで、お客さん来てくれるかなって不安だったけど、今日はこんなに沢山来てくれて本当に嬉しいです。ありがとうございます」と、久々の地元公演に不安をのぞかせながらも感謝の気持ちを述べると、アルバム「FLY」についても語った。「最初は4枚組になるぐらいの曲数だったんだけど、でも、こんなに聴けるかよってなるだろうから・・・」と言うと、会場から「聴くよ―!」と声が飛ぶ。するとすかさずYUKIが「本当に!?・・・もしよろしかったら(ロビーを指さして)帰りに買って帰って下さい」と、自らアルバムの宣伝をし会場の笑いを誘った。

そして、「YUKIちゃんかわいい―」の声に「会場のみなさん正解!」というやり取りは、今ではすっかり定番となった感がするが、さらに地元北海道では「めんこい」をアピール。

アンコールではちょっとしたハプニングもあった。黒をベースに赤のひらひらが付いた衣装を身に纏い再びステージに姿を現したYUKI。一曲目を歌い終えるとマイクスタンドを持ちステージ中央へ「ギターカモ~ン!」とスタッフの方へ目を向けるが誰も出てこない・・・「あ!曲順間違えた」と照れながら再びマイクスタンドを元に戻す。気を取り直してYUKIのナンバーで唯一のクリスマスソングを披露してくれた。

アンコール3曲目。ここでやっとギターの出番となる。「私ギターも弾けるんです」の言葉に会場からは大きな拍手が。「胸の中に小さな怪獣っているよね!みんなYUKIと一緒に飛んでくれるかい!」というと四つ打ちの曲を披露。歌い終わるとギターピックを客席に向かって投げ入れ、ラストはいつもの曲で締めくくった。

 

☆ ☆ ☆

 

『YUKI concert tour’14~’15』
2014年
10月12日(日)埼玉 戸田市文化会館
10月13日(月)埼玉 戸田市文化会館
10月21日(火)兵庫 神戸国際会館 こくさいホール
10月22日(水)兵庫 神戸国際会館 こくさいホール
11月02日(日)高知 高知県立県民文化ホール オレンジホール
11月03日(月)香川 アルファあなぶきホール 大ホール
11月08日(土)新潟 新潟県民会館
11月09日(日)新潟 新潟県民会館
11月15日(土)広島 広島文化学園HBGホール
11月16日(日)広島 広島文化学園HBGホール
11月22日(土)宮城 仙台サンプラザホール(延期)
11月23日(日)宮城 仙台サンプラザホール(延期)
12月02日(火)埼玉 大宮ソニックシティ 大ホール
12月03日(水)埼玉 大宮ソニックシティ 大ホール
12月08日(月)神奈川 神奈川県民ホール 大ホール
12月09日(火)神奈川 神奈川県民ホール 大ホール
12月15日(月)大阪 フェスティバルホール(大阪)
12月16日(火)大阪 フェスティバルホール(大阪)
12月20日(土)北海道 ニトリ文化ホール
12月21日(日)北海道 ニトリ文化ホール

2015年
01月10日(土)福岡 福岡サンパレス
01月11日(日)福岡 福岡サンパレス
01月16日(金)愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
01月17日(土)愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
01月21日(水)東京 NHKホール
01月22日(木)東京 NHKホール
01月28日(水)宮城 仙台サンプラザホール
01月29日(木)宮城 仙台サンプラザホール

YUKI at 大宮ソニックシティ

これが今のYUKIです!

 

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先月の22日23日に、宮城・仙台サンプラザホールで行われるはずが、YUKI本人の体調を理由に両日キャンセルとなってしまった。当初、所属事務所の発表によると風邪ではなく、あくまでも体調不良が原因だという。YUKI本人は直前まで公演開催を強く望んでいたが、状況が極めて厳しいとスタッフ側の判断により公演延期を余儀なくされた。

そして昨日。復帰第一弾目となった大宮公演初日。「いろいろありましたけど、YUKIは元気です!」詳しくは語らなかったものの、ファンの前に元気な姿を見せたYUKI。言葉で語るより、ライブパフォーマンスで魅せる事をYUKI本人は大切にしたかったのだろう、以前よりも増してよりパワフルになった印象がした。

「アルバムFLYを作るのに時間はかかったけど、作っている時に思ったのはYUKIは歌うとき踊りたいと思ったの、だからみんな一緒に踊ってくれるかい」と満場となった会場に向かってYUKIがロックオンすると、そこから、まさに飛ぶような勢いでアルバム“FLY”を演出する。

前半はダンサブルな曲をメインに、後半はタテノリ系で攻めるセトリになっているのが特徴だ。後半に差し掛かると馴染みのナンバーが加わり一気にヒートアップするオーディエンス。アッパーチューンが続いた後、本編ラストはアルバムタイトルになっている曲で締める。

「7枚もアルバムを出すと演りたい曲が多すぎて、時間も3時間とか4時間になっちゃうから」というと、会場から「やってー」と声が飛ぶ。「じゃあ―演っちゃおうかな!今日はギターを持ってきました」アンコールの2曲目では前回のオリジナルアルバムから選曲。自らギターを弾きオーディエンスを飛ばすと、最後の曲では会場と一体となって熱唱。

そして、最後の曲を歌い終えると「これが今のYUKIです。今日は来てくれて本当にありがとう」マイクを使わず礼を言い深く頭を下げるYUKI。アンコールを含めた全22曲を歌い上げ、約2時間を超えたライブは「ネガティブな事もポジティブに変えていこう」というYUKIからの熱いメッセージだったように思えた。

 

☆ ☆ ☆

 

 

『YUKI concert tour’14~’15』
2014年
10月12日(日)埼玉 戸田市文化会館
10月13日(月・祝)埼玉 戸田市文化会館
10月21日(火)兵庫 神戸国際会館 こくさいホール
10月22日(水)兵庫 神戸国際会館 こくさいホール
11月02日(日)高知 高知県立県民文化ホール オレンジホール
11月03日(月・祝)香川 アルファあなぶきホール 大ホール
11月08日(土)新潟 新潟県民会館
11月09日(日)新潟 新潟県民会館
11月15日(土)広島 広島文化学園HBGホール
11月16日(日)広島 広島文化学園HBGホール
11月22日(土)宮城 仙台サンプラザホール(延期)
11月23日(日)宮城 仙台サンプラザホール(延期)
12月02日(火)埼玉 大宮ソニックシティ 大ホール
12月03日(水)埼玉 大宮ソニックシティ 大ホール
12月08日(月)神奈川 神奈川県民ホール 大ホール
12月09日(火)神奈川 神奈川県民ホール 大ホール
12月15日(月)大阪 フェスティバルホール(大阪)
12月16日(火)大阪 フェスティバルホール(大阪)
12月20日(土)北海道 ニトリ文化ホール
12月21日(日)北海道 ニトリ文化ホール
2015年
01月10日(土)福岡 福岡サンパレス
01月11日(日)福岡 福岡サンパレス
01月16日(金)愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
01月17日(土)愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
01月21日(水)東京 NHKホール
01月22日(木)東京 NHKホール

仙台公演(延期)
1月28日(水)宮城 仙台サンプラザホール
1月29日(木)宮城 仙台サンプラザホール

 

YUKI COMMUNE MAGIC ISSUE

SHUNTARO TANIKAWA & YUKI

 

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「エロ可愛い」はYUKIとって褒め言葉だ。42歳にして今でも輝き続けるYUKI。YUKIが放つ世界観は「JUDY AND MARY」時代から変わらない普遍的な価値観と音楽に対する情熱で彩られているのだろう。また、40歳を過ぎた今でも「妖精のような可愛さ」と「エロ可愛さ」を併せ持った女性でいられるのは、彼女が持つ独特な人柄が影響しているに違いない。

そんな彼女と世界的な詩人「谷川俊太郎」氏との対談はどこかミスマッチのようにも思えたのだが、読み終えてみると二人には意外にも共通してる点があったことに気づかされた。

なかでも印象的だったのは女性が書く詩と、男性が書く詩についてのやり取りだった。YUKIが言うには「男性が書いた詩の方が好きだけど、女性が書く詩には自分も含め嫌悪感さえある」という。女性が書いた詩を女性が聞くと共感するのではなく否定するという話は、YUKI自身が詩の創り手であるが故にそう思うのかも知れない。

だが、谷川俊太郎氏が言うには「男性の中の女性性と、女性の中の男性性が一つのユニットになっていて互いに補い合っている。男と女でワンセット」これはまさに言い得て妙で「あゝなるほど」と思ってしまった。つまり「自分が自分が」「私が私が」というような自己主張を全面に強く出してしまう女性特有の「私」が中心に来る歌詞は、同じ女性には受け入れられないという現象が生じ、逆に男性が作った詩は「君がいて僕がいる」という傾向にあり、それは女性からも共感を得やすいのだと言う。

また、YUKIが大先輩といって慕っている矢野顕子さんも同じ感覚を持っていて「女性の歌詞はカバーしづらい」ということだった。結局この話のやり取りは、女性はリアリティ(現実性)を重んじ、男性は秩序(安心)を重んじるということで落ち着いた。

そう考えるとPerfumeの楽曲を作ってる人は男性で、それを女性3人が歌う。これは谷川俊太郎氏の言う「男性の中の女性性と女性の中の男性性」であり、お互い補い合いうまい具合に成り立っているのだ。だからこそ多くの女性からも支持を受けているのだろう。

 

YUKI New Single 「誰でもロンリー」

『FLY』をリードするギリギリのダンスチューンに注目!

 

YUKI 誰でもロンリー

 

今年の夏YUKIサウンドが新たに届けられる事になった。前作「STARMANN」から丸一年。そしてソロデビュー作「the end of shite」から数えて27作品目になる今回の最新シングル「誰でもロンリー」ポップでキャッチーな楽曲に仕上がった感がする。

アルバム直前にシングルカットを出す事はよくあるが、今作のニューシングルは「四つ打ちのダンスチューン」というフレコミが気になるところ。

宣材のアーティスト写真を見ても、今までのYUKI路線とは一味も二味も違った風味が感じられる。イマドキのポップな可愛さと女子力に磨きをかけたYUKIに注目だ。

この“ダンスチューン”という括りは今を代表する潮流のひとつではあるが、実際にYUKI自身がダンスを披露するかは不透明だ。PV作品でYUKIのダンスが見れることを期待したいと思う。

いずれにしても今年の夏から秋そして来年の冬へと活動ペースが上がり、荒馬の如く疾走するYUKIが見られることは間違いないだろう。

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『誰でもロンリー(完全生産限定盤)1,620円税込』
『誰でもロンリー(通常盤)1,080円税込』